佐久間まゆの恋愛観と心情の変化、それによる仕事への影響について。
佐久間まゆといえば、平たく言えばヤンデレ、というイメージで通用するだろう。底の見えない深い愛情に、他の(恋愛対象から見た)異性への接触を極めて嫌悪する。言ってしまえば簡単だが、非常に相手するのが難しい性格と言えよう。
最近は緩和されてきてはいるが、佐久間は正直言って「面倒くさい女」の代表格である。16歳だし恋愛歴はそれなりにあると思いたいが、一体何が彼女を一目惚れのPに対してそこまでさせているのだろうか。ともかく、この頃はPのために仕事をしているといった印象がおおきい。
心情の変化としては、先に述べた束縛の緩和が挙げられる。他の人を見てはいけませんと言っていた彼女が、あの人なら仕方ないですけど…という言い方に変わったのだ。これはPだけでなく、仲間として共に仕事をする他のアイドル達の事を考え始めたと捉えることができる。相変わらずPのことは大好きで仕方がないようだが。これはアイドルとしては大きな進歩と言えよう。周りのことが見えるようになると、いろいろできることも増えてくる。→
→そこからの心情は、Pのことを考えていろいろ行動するも全て空回りに終わってしまうという、いわゆるポンコツ方面へと進んでいく。(どういう意図があってこの方向に進めたのか全く理解できないが)元の強すぎる束縛に走らないあたりだいぶ大人になったと捉えることもできる。この頃は、誰かのためにというよりは誰かと一緒に、といった感情論で仕事をしているように思える。Pよりもアイドルとのつながりを意識するシーンが多く、これはとても素敵なことだと言えるだろう。
以下私信。
正直ポンコツな佐久間とか意味わかんない。彼女は全てを完璧にこなす超人的なところや愛がとても重いところが好きになったわけで、べつにあんな…なんとも言えないのが好きになったわけではないのだ。フィールマイハートでデスクにブーゲンビリアを飾っているように、Pだけとまではいかなくてもそういう風に重たい愛をPだけでなく周りにまでいわしめるような彼女が好きなのだ。他の仲間との関係性も大事だが、そういうところでアピールしなくて他に何処でアピールするんだ佐久間ァ!→
→エブリデイドリームでもマイスイートハネムーンでもあんなに重たい愛を語っているのにあんたはそんなにポンコツ扱いで満足なのかとか考えてしまったりする。
ともかく、彼女の魅力は好きな人のためなら何でもしてしまうほどの深い愛情が一番大きいものなのではないかと思う。犯罪には手を染めないでね。
そしてこれが初恋だとは言ってほしくない。初恋のそれにしては色々重たすぎるぞ佐久間…もう少しその、年相応と言ってはなんだがもっと甘酸っぱい恋愛の話とか聞かせて欲しい。愛は重たいだろうが。
少なくともうちの佐久間はそれはそれは重たい愛情を向けてきているので、それに負けない何かを返していきたい。
あとこの記事の作者は、苺と薔薇という超長文のSSを書いているので、興味ある人はプロフィールから飛べるからぜひ読んでね。これからも佐久間まゆ並びに橘ありすをよろしくお願いいたします。皆様の愛情に感謝します。